新井浩文容疑者の運勢

俳優の新井浩文さん逮捕の報に驚かれたかたも多かったのではないでしょうか。

ネットのニュースにも、次々と続報がアップされているようです。

●新井浩文さん(1979年1月18日生まれ)

年運 大運  日 月 年

 戊  己  乙 乙 戊
 戌  巳  酉 丑 午

※午未天中殺

    司禄星 天貴星
車騎星 車騎星 禄存星
天馳星 貫索星 天堂星

あまり裏表のない正直な性格。
とにかく負けず嫌いで、思い立ったらすぐ行動に移すようなタイプです。
コツコツと地道に何かを学ぼうとし、誰にも束縛されず、一人で何かを成し遂げていけるような仕事に向いています。

そういう意味では、俳優は天職だったでしょう。

美人が好きで(美人が嫌いな男はいないといわれればそれまでですが、それでは「並はずれて」とでも付け加えればいいでしょうか)、トロフィーワイフ的なものを求める傾向も強いようだと、人体図からは読めます。

本年(東洋占術的には本年2月3日までは「2018年」です)、新井さんはとても前進力に恵まれた幸運な星に支配されていました。

仕事はとても順調だったはずです。

ですがプライベート面には「酉戌の害」という散法が発生しており、なにかとトラブルを招きやすい状態であったかも知れないことも間違いありません。

そして、たしかに仕事面では順調にいけそうな星回りではあったものの、実は本年、新井さんの運勢は強烈な「忌神(いみがみ)」に支配されてもいました。

年運 大運  日 月 年

 戊  己  乙 乙 戊
 戌  巳  酉 丑 午

上にも書きましたが、これが10年間の大運(新井さんの場合は36歳~45歳)と本年の年運も含めた、五柱法の命式です。

これらの干支を五行(木火土金水)に直すと、

 土  土  木 木 土
 土  火  金 土 

となり、なんと半分が「土」性となって五行のバランスを崩壊させ、土性は完璧な忌神になってしまっています。

つまり何かと禍を招きやすい下地は、実はあったのです。

ちなみに、新井さんにとっての今年の忌神=土性は人物に直すと、「女性」です。

そう。まさに、女性こそが忌神だったのです。

それでは、新井さんはどうすればよかったのでしょう?

解決策としては、守護神となる「木性『乙』」で忌神の「土性」を「剋す」ことが必要なのですが(=木剋土)、新井さんにとっての「木性」とは何なのかを具体的に言うならば、それは、

「脇目も振らず仕事をすること」

になるかと思います。(木 → 木 は比和で「貫索星」。新井さんにとっての貫索星は、星の並びから「仕事」だということがいえると思います)

忌神が強烈に支配する本年、新井さんがその呪縛から少しでも逃れ、運気を改善していくためには、とにもかくにも一心不乱に仕事に精を出し、よけいなことに惑わされないようにして一年を終わらせる努力が必要だったのです。

ちなみに報道によれば、新井さんがトラブルを起こしたのは2018年の7月。

午未天中殺の新井さんは、7月といえばまさに月運天中殺(7月は「未」月)まっただ中で、しかも同月には「天剋地冲」という強烈な破壊の干支も発生していました。

結果として、多くのファンを裏切ることになってしまった新井さん。

責任ある立場に身を置く人間として、あまりにも軽率な行動だったのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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