山口真帆さんの宿命と運勢

不幸な事件の被害者として、さまざまなニュースにとりあげられるNGTの山口真帆さん。

私は、ネットなどで報道されるごく一般的なことしか知りませんが、ここでは山口さんがお生まれの日(生年月日)から、山口さんの人となりとその宿命、そして運勢について考えてみたいと思います。

●山口真帆さん(1995年9月17日生まれ)

年運 大運 日 月 年

 戊  丁 辛 乙 乙
 戌  亥 亥 酉 亥
      ———-
      甲 辛 甲
      壬   壬

※寅卯天中殺

    禄存星 天恍星
司禄星 貫索星 司禄星
天恍星 禄存星 天禄星

日干支は「辛亥」。
生まれながらに、人を惹きつける強い魅力をお持ちです。

とても聡明なかたでもあるでしょう。

また、「人に愛されたい」と願う魅力本能の星(司禄星、禄存星)、異性に強烈にアピールするフェロモン星の天恍星(辛亥から生まれます)の両方をお持ちで、しかも芸能人やクリエイターには必ずほしいといわれている調舒星、鳳閣星の内、山口さんは調舒星を二つ持っています。(上の人体図には出てきませんが、辛 → 壬 は調舒星になります。つまり二十八元に2つの調舒星があるのです)

そういう意味では、命式、人体図から見る限り、山口さんにとっては芸能人のお仕事は天職といってもいいはずです。

禄存星も司禄星も天恍星も調舒星も、それぞれ2つずつ持っているのですから、ご自身の中にも強烈な「芸能人になりたい!」という指向があったとしても、何の不思議もありません。

しかも、山口さんの守護神(人生を生きやすくさせてくれるもの)は何なのかと見てみると「壬」で、これは星に直すと調舒星。

つまり山口さんにとっては調舒星を生かすこと、つまり芸能人として生きることは、ご自身の人生をさらに活性化させ、夢多きものにさせる願ってもないことのはずなのです。

そして山口さんは「従生財格一点破格」という、完全格に準ずる盛大な強運の持ち主俗に言う「格が違う!」という宿命を生まれながらにお持ちです。

しかし(というのも何ですが)、今回山口さんはとてもつらいトラブルに巻き込まれてしまい、自らそれを告発するという道を選択しました。

ですが、泣き寝入りなどできない!という性格も、上に書いたようなものと同様、山口さんに宿命的に与えられた強烈なパーソナリティなのです。

山口さんの主星の貫索星は、強烈な自我を放つとてもがんこな星です。

また、司禄星2つ、禄存星2つと魅力本能の星が計4つもあるということは(比較的珍しい星の配置です)、これまたがんこな質へと変質し(そのことがまた芸術的な才に繋がる可能性もあります)、結果的にとても強烈な自意識を発揮する性格になりやすいです。

そんな性格が、今回の勇気ある告発に繋がった可能性は間違いなくあります。逞しく常識的、という質を持つ天禄星も、そうした行為をきっと後押ししたことでしょう。

不幸なことに昨年(2018年)、山口さんの運勢には忌神(山口さんの場合は「戊」「己」)が回ってきていました(昨年は「戊戌」年です)。

そして、では彼女の忌神である「戊」が具体的に何になるかといえば、

戊 → 辛 で、玉堂星という星になります。

玉堂星が意味するものは「母親」ととるのが一般的ですが、もうひとつ大きな意味で「目上の人」という見立てもできます。

山口さんは昨2018年、「目上の人と厄介な関係になる可能性」が暗示されていたということです。

その「目上の人」が何を示唆するのかまでは何ともいえませんが、いずれにしてもそれが忌神として山口さんを苦しめる可能性はあったのです。

またもうひとつ、大運には「丁」という忌神も透干しています。

これは星に直すと、丁 → 辛 で、車騎星という星になります。

車騎星が暗示する象意は「男」。

前回の公開鑑定で扱った新井浩文さん(ブログ「新井浩文容疑者の運勢」)の場合は、「女」が忌神として透干してきていたのですが、山口さんの場合は「男」が忌神として山口さんの運勢を支配しているのです。

実はもともと、山口さんはあまり異性運はよろしくない宿命なのですが、それに輪をかけての忌神としての登場……なんだかとても意味深です。

今後、この事件がどういった展開になり、山口さんの未来がどうなるのか、現時点では何ともいえません。

ですが、引き続き本年も、山口さんの運勢には「丁」「己」という忌神がくっついています(「己」も「目上の人」という見立てが可能です)。

山口さんの「男」「目上の人」との戦いは、まだまだ予断を許しません。

事件に巻き込まれた山口さんが、再び明るい笑顔でファンのみなさんの前に帰ってこられることを、私も祈念してやみません。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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