深刻な闇営業問題。宮迫博之さんの本年の運勢は、とても危険なものでした……

闇営業問題が報道され、現在(2019年7月6日現在)は吉本興業からの謹慎処分を受けて、活躍していたテレビの一線から退いてしまっている、雨上がり決死隊の宮迫博之さん。

素人目に見ても、今回報道された何人かの芸人さんたちだけの問題ではない気がするのですが、それはともかく、数千人の芸人さんを抱える吉本興業そのものの運勢は、いったいどうなのかということは、先日このブログでも記事にしました。

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では果たして、今回の問題で大きなダメージを負った芸人さんたちの中でも、もっともビッグネームだったように思われる宮迫さんの本年の運勢はどうだったのでしょうか。

●宮迫博之さん(1970年3月31日生まれ)

日 月 年

庚 己 庚
戌 卯 戌

まずこれが、年干支、月干支、日干支の6干支からなる宮迫さんの宿命(命式)です。

命式的な特徴はいろいろとあるのですが、ここではそれらは置いておき、いつものようにこれらの干支を五行(木火土金水)に変換してみましょう。

金  金
 木 

宮迫さんはご覧の通り「土性過多」です。土性を剋してくれる木性(甲、乙)がどうしても必要な宿命であることが分かります。

それではこの宿命に10年間の「大運」(10年ごとに変わる大きな運気。主に精神面に影響が出やすい)を加えてみます。宮迫さんは2歳運で、現在は42歳(2012年)から始まった「5旬目」の10年間「甲申」を通過中です。

大運  日 月 年

   庚  庚
 申   卯 

幸運なことに、42歳から始まる10年間の大運干には、念願の「甲」が回ってきてくれました(宮迫さんの大運に「木性」が回ってきたのは初めてです)。

ところがこの「甲」、実は「己」(月干にあります)とくっつくと「土性」に変わってしまう(干合といいます)干で、しかも「己」は忌神。

つまり、忌神干合という形になり(その上、嬉しくない「土性」に変わります)、せっかくの守護神がうまく使えないという状態になってしまっているのです。

そしてその結果――、

●2012年 早期胃癌発見。所属事務所を通じて休養を発表。しかも、この年の宮迫さんの運勢には「冲動」(かなり激しい破壊の干支。いろいろとガタガタになりやすいです)が2組も襲来しているほか、「卯辰の害」(胃腸など、消化器系に問題が起こりやすい)も出ています。

2017年 不倫疑惑報道。この年の宮迫さんには、また「冲動」が回ってきたほか、「酉戌の害」(精神的におかしくなりやすい運気)が2組も襲ってきていました。

このように、せっかくの守護神「甲」が破壊されてしまったことであまり役に立たず、結果的に忌神の運気が強まってしまっていることは間違いなさそうです。

そしていよいよ今年なのですが、今年の年運干支は、みなさんご承知の通り「己亥」です。

年運 大運  日 月 年

     庚  庚
 亥  申   卯 

年運干支はその人の現実面に問題が出やすいと言われています。

そんな年運干支の干、今年は「己」で、守護神「甲」にとっては前述の通り、忌神。

つまり今年の宮迫さんは、守護神に襲いかかるさらなる忌神(しかも、現実面に問題を起こしやすい)が襲来しており、ボコボコ状態。しかも「亥申の害」(肺、腸、あるいは精神面に問題を起こしやすい)までしています。

そういう意味では、2012年や2017年と同様、今年も運勢的にはかなり危険な年だったのです。健康面にも、くれぐれも注意が必要です。

あくまでも結果論ですが、そういう意味では本年が、宮迫さんにとっていろいろと注意の必要な一年(今回の闇営業問題は数年前のことだそうなので、今さら注意しても始まらないかも知れませんが)だったことは間違いありません。

たかが占い。されど占い。

少なくとも算命学は、注意が必要な危険な運気の波が次はいつ襲いかかってくるかを、私たちに教えてくれています。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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