美仏と御朱印(11) 今度は初詣!埼玉県熊谷市・埼玉厄除け開運大師 龍泉寺

新年明けましておめでとうございます。

関東地方は日本晴れの元日となりましたが、みなさんのお住まいの地域はいかがでしたでしょうか。

元日の結城は、早朝7時に地元の氏神様に年頭のご挨拶。毎年恒例の神札をいただき、そのまま一路、熊谷へと向かいました。

めざしたのは、昨年12月半ばに訪れたばかりの龍泉寺

前回訪れた時は人っ子一人なく閑散としていた同寺ですが、今日からの三が日は、

初詣大祈願祭

と銘打たれた正月ならではの祭祀があります。

そして、それにあわせ、初詣限定御朱印(限定1000枚)の頒布三が日限定の秘仏本尊特別御開帳(黄金色に輝く二体の秘仏ご本尊様「厄除け金色大師様」「開運金色大師様」の御開帳)があることが分かったため、「これはやっぱり出向かねばなるまい!」と、鼻息荒く出かけたのでした。

祈願祭の開始は午前9時。

見事に澄んだ日本晴れの青空に開始の花火が打ち上がり、お坊様たちの読経が聞こえ始めました。

すごい人出で、カメラを向ける位置に悩みましたが、なんとか本堂をパチリ。こちらの本堂で、護摩祈祷や秘仏ご本尊の御開帳が行われています。

仏像好きとしてはワクワクせざるを得ない嬉しい看板。でも、「お詣りも仏像拝観ももちろんだけど、まずは御朱印だよな……」と私が思った理由は簡単です。

早くもすさまじい人数の行列ができはじめていたからです。

頒布開始は10時だというのに、早くも長蛇の列。

御朱印頒布専用のテントは本堂の斜め前ぐらいに出されていたのですが、行列は本堂左手の坂をどんどん伸びて、最後尾がどこなのかもまったく分からないほど。これは早めに列に並ばないとまずいと思い、何はともあれ坂を上がり、最後尾に並びます。

するとあれよあれよという間に、見る見る私の後ろにも人が並び……

坂の上にあるこちらの観音堂の裏側にまでずらりと並ぶことに(写真右の方にちらっと見えているのが行列の一部です)。

でも、ありがたや。御朱印目当ての参拝客のあまりの多さに、お寺側も予定より早めの頒布開始を決定してくれ、9時半ぐらいにはようやく行列が動き始めました。

それでも、実際に御朱印をいただくまでには2時間ぐらいはかかりましたかね。でも、並んだ甲斐はたしかにある素敵な御朱印を手に入れられました。

令和最初の初詣を記念したという御朱印は「切り絵御朱印」

お分かりになりますか、柄の部分がすべて切り絵になっているんです。

いただいた御朱印は上の「奉祝 大開運 (赤)」と……

こちらの「初詣大祈願祭(黄)」の二種類。

右上の部分に鶴がいるのがお分かりいただけますでしょうか? 鶴はめでたさや長寿を象徴する吉祥の鳥。この鶴と一緒に切文字で、【寿】【令和二年】【子(2020年の干支)】の文字が入っています。

とにかく切り絵がとても美しく、見ているだけでいいことが起きそうな気分になれる素晴らしい御朱印。

無事手に入れられてよかったと思いながら、ようやく落ち着いて参拝をし、秘仏ご本尊「厄除け金色大師様」「開運金色大師様」のお二方にもご挨拶。

お二方とも、本当にピカピカと輝いていらっしゃいました。こういう秘仏も珍しいです。

こうして、晴れやかな気分で初詣を終えた私は、のんびりとドライブをしながら家路につきました。

さて、今年はどんな一年になるのでしょう。

いずれにしましても、2020年、令和2年という年が、みなさまにとって本当によい年でありますように。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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