横田滋さんのこと、横田めぐみさんのこと

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の代表を長いこと務められた横田滋さんが6月5日、永眠されました。

 

ひと目だけでも娘さんに会いたかったことでしょう。その無念さを思うと、私のようなものですら感情が波立ち、どす黒いものがそこに混じります。

 

以下、事実だけ、書きます。

 

いつも芸能人のかたなどをとりあげるときはそのかたの生年月日を明示し、命式、人体図などもしっかりと記載するのですが、今回は書きません。

 

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されたのは、1977年11月。

 

めぐみさんの日干支は「丁亥」、そして1977年は「丁巳」年。

 

納音が発生していました。

 

納音は、その人の人生に180度級のすさまじい変化が訪れる可能性を示唆します。

 

そして、同じ1977年(丁巳)の横田滋さん。月干支が「辛亥」のため、天剋地冲が発生。

 

天剋地冲は、最大級の破壊現象発生の暗示。

 

それが月干支に現れたということは、ご自分のお子さんや家系になにかとんでもなく不吉な破壊現象が発生するかも知れない警告が発せられていたということです。(ちなみに滋さんの奧さん、早紀江さんの1977年には、家庭面に準律音が出ています。今まで積みあげてきたものがすべてリセットされる暗示です)

 

だからなんだと言われれば、ただそれだけの話です。

 

でも私は、宿命というものの冷徹さに唖然とするとともに、何だかとっても胸がつまり、涙が出てきてしまうのです。

 

横田滋さんの旅立ちが安らかなものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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