渡部建さんの宿命と運勢

お笑いタレントの渡部建さんの身辺が、また騒々しくなっているようです。

●渡部建さん(1972年09月23日生まれ。48歳)

 丁  己  壬
 巳  酉  子
 —————-
 戊
 庚
 丙  辛  癸

※子丑天中殺

渡部さん、子丑天中殺なのです。

そして今年は「子」年。

つまり天中殺ど真ん中。なにかと慎重に過ごさないと、足もとを掬われやすい年でした。

そして、渡部さんの命式の中には、天中殺の「子」が入りこんでいます。

 丁  己  壬
 巳  酉  
 —————-
 戊
 庚
 丙  辛  癸

これは、なにを意味するか(生年中殺である、という基本的な意味合いについては、ここでは省略します)。

 丁  己  
 巳  酉  子
 —————-
 戊
 庚
 丙  辛  

この二つの干「」と「」が中殺されることを意味します。

そしてこの二つの干は渡部さん(日干が「丁」)にとってなにを意味するかと言いますと――

 丁  己  壬 ← 妻
 巳  酉  子
 —————-
 戊
 庚
 丙  辛  癸 ← 愛人

妻(佐々木希さん)と妻以外の女性(平たく言うと、愛人)を意味します。

つまり渡部さんは生まれつき、妻中殺、愛人中殺といってもいい宿命。

家庭内にもめごとを起こしたり、女性のことでいろいろとトラブルを発生させたりしがちな、面倒と言えば面倒な星のもとに生まれておいでです。

そして今年は「子」年。

子年と言うことは――

年運 大運  日  月  年

 庚  甲  丁  己  壬 ← 妻
 子  寅  巳  酉  子
       —————-
       戊
       庚
★癸     丙  辛  癸 ← 愛人

愛人中殺の宿命である渡部さんに「愛人の星」が回ってきていた年だったのです。しかも、今年は天中殺です。

Wikipediaによれば「週刊紙の報道によりスキャンダルが発覚したのは6月11日」だそうです。

6月の渡部さんには対社会面の運気に「納音(なっちん)」が回ってきていました。

納音が意味することは――人生が180度級に変化するなにかが起きる、ということです。

以上は算命学で見た渡部さんの宿命と運勢ですが、不思議なことにほかの占いで見ても、やはり今年の渡部さんは、くれぐれも自重して進まないとつまづきやすい危険な運気です。

九星気学では、もともと波瀾万丈になりやすい生まれ、とまず出てくるのですが、その上今年は、渡部さんの本命星・一白水星の定位置である坎宮に三碧木星が被同会するため、ズバリ「秘密が露見する」という象意が出ます。

また、「軽率な行動を起こす」「挫折する」「新しくはじめようとしたことが失敗に終わりやすい」「経営難に陥る」などの暗示も出ています。

そして、渡部さんの本命星・一白水星は八白土星の定位置である艮宮に同会。

艮――うしとら。北東。鬼門ですね。

関門、関所。いろいろと変化が起きる重要な一年。

これまでいろいろとスムーズに来た人には「悪い意味での変化」が降ってきやすい、不気味な一年です。そして運気はこのまま「前厄(2021年)」「本厄(2022年)」「後厄(2023年)」へと、怒濤の勢いで流れこみます。

また宿曜(弘法大師・空海が日本に持ちこんだ占星術)で見ても、かなり意味深です。

渡部さんは「胃宿」のお生まれ。胃宿は「身勝手な星ナンバーワン」などと、あまりうれしくないことを言われることもある、いささか波乱含みの宿(星)です。

また、かなり歳の離れた人と結婚したり、再婚をくり返したりすることもある宿だとも言われています(奥様の佐々木希さんは32歳。16歳、離れています)。

本音がどこにあるのか分からない、ちょっと理解の難しい宿でもあります。

そして本年の渡部さんは、命位回座大限を通過中。

一大事の起きやすいときです。これからの27年間(長い!)について、しっかりとした方針を決めた上で慎重に生きるべき、災いの起きやすい危険な年まわりです。

そしてこの状態は、来年、再来年もつづくのです。

私、アンジャッシュの大ファンです。

相方の児嶋一哉さん(「半沢直樹」での存在感も、よかったですね!)との「勘違い」を基本にしたコミカルなコントの数々に、どれだけ笑わせてもらい、幸せにしてもらったか分かりません。

渡部さんと児嶋さん、お二人の才能に間違いなく癒やされ、元気をもらっている人間の一人です。

才能と人間性は別物だよと言われてしまえばそれまでですが、社会は「芸能人は別」とは許してくれない、見る目の厳しいコンプライアンス社会へと変化を遂げています。

はたして今夜渡部さんは、どのような話をなさるのでしょうか。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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