神田沙也加さんがお亡くなりになりました(神田正輝さんと松田聖子さんの本年の運勢)

神田沙也加さんがお亡くなりになったというニュースを、早朝に聞きました。

 

耳を疑うニュースでした。

 

神田さんの本年の運勢については、ご紹介することはやめておきたいと思いますが、ご両親の神田正輝さん、松田聖子さんの本年の運勢にもまた、「運勢急変」の暗示は出ていました。

 

◎神田正輝さん(1950年12月21日生まれ)の2021年

 辛  乙   庚  戊  庚
 丑  未   寅  子  寅
        —————-
        戊     戊
        丙     丙
        甲  癸  甲

※午未天中殺

 

宿命6干支(年干支、月干支、日干支)に、10年に一度変わる「大運干支」(神田さんの場合は66歳から始まった「乙未」を通過中です)と本年の年運干支「辛丑」(万人共通です)を加えた「五柱法」で本年の神田さんの運勢を見ます。

 

すると――

 

 辛  乙   庚  戊  庚
 丑  未   寅  子  寅

 

大運干「乙(木性陰干)」と年運干「辛(金性陰干)」は金剋木の陰干同士で、いわゆる「七殺」の関係。

 

また地支の大運支「未」と年運支「丑」も、十二支を子、丑、寅……とぐるりと円状に並べると、対極同士で向かいあう(180度の関係になる=つまり一番遠い関係)「冲動」の関係で、天干同士が激しくぶつかりあってガタガタするなら、地支もまた激しくぶつかりあう「天剋地冲」の状態になっています。

 

「天剋地冲」は最大級の破壊現象を暗示する象意。本年の神田正輝さんには、外からなんらかの形で「天剋地冲」の災いが降りかかる恐れがあることが示されていました。

 

しかも、それだけはありません。

 

 辛       戊  
 丑  未   寅  子  寅

 

神田さんの年干、及び日干の「庚」と、大運干の「乙」は、特別な結びつきになる十干同士。この二つがくっつくと「乙」は「辛」に変化します(「干合」と言います)。

 

干合は「変化発生」のサインです。

 

 辛  辛   庚  戊  庚
 丑  未   寅  子  寅

 

するとどうなるか。

 

 辛  辛   庚  戊  庚
 丑  未   寅  子  寅

 

天干が同じ十干(=辛)で、地支が180度の関係で対立しあうこの状態は、いわゆる「納音(なっちん)」(正確には「外納音」)。

 

「外納音」は自分の外から、人生が180度激変するようなとんでもないことが降りかかってきやすい運気であることを、その人に伝えようとします。

 

どう転んでも、神田さんにとってはいささか難しくなりそうな一年であることが、その運勢には示唆されていました。

 

◎松田聖子さん(1962年3月10日生まれ)の2021年

 辛  丁   丁  癸  壬
 丑  酉   未  卯  寅
        —————-
        丁     戊
        乙     丙
        己  乙  甲

※寅卯天中殺

そして、こちらは松田さんの本年の運勢。

 

 辛     丁    壬
 丑     未    寅

 

月干支「癸卯」と大運干支「丁酉」(松田さんは52歳からこの大運を通過中)は神田さんのところでも説明したとおり、天干が「七殺」同士(水剋火)で地支もまた「卯酉の冲動」という「天剋地冲」の状態。

 

しかもこれに加えて本年の松田さんには――

 

   丁     癸  壬
 丑  酉     卯  寅

 

2021年の年運干支「辛丑」と日干支「丁未」(自分自身を表します)が同じように、天干が「七殺」(火剋金)で地支もまた「丑未の冲動」という「天剋地冲」の状態が発生しています。

 

つまり破壊力最大級の「天剋地冲」が二つも発生し(ひとつでも大変ですが、ダブルとなると破壊力はすさまじくなります)、松田さんの人生に襲いかかってきやすい運勢が暗示されていたのです。

 

でも、それにしても、とは正直思います。

 

神田正輝さんにしても松田さんにしても、こんな最悪の悲しい事件で、暗示が具現化しなくても、と。

 

たいせつな娘さんを失われたご両親の心中を思うと、なんとも言いようがありません。

 

神田沙也加さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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