初天神と木鷽(きうそ)

木鷽(きうそ)ってご存じですか?

木鷽は初天神の時などに、天満宮で頒布してもらえる可愛い縁起もの(お守り)。

これまでの災いを全部「うそ(なかったこと)」にして、幸福と交換しましょうという趣旨で行われる「鷽替え神事」のとき(初天神に行われます)など限定で頒布されます。

埼玉県民の私は、さいたま市岩槻区の「武州岩槻総鎮守 久伊豆神社」に。

この神社には末社のひとつとして「北野天満宮」が勧請されており、その関係で、初天神には木鷽を分けてもらえるのです。

こちらが境内社の北野天満宮。いつもは閉じている扉も開扉され、思わず手をあわせずにいられない神聖な氣を放たれていらっしゃいました。

今年はコロナ禍ということもあるのでしょうか、23日~25日までの3日間、分散斎行。初日の朝一番だったせいか木鷽目当ての参拝客はあまりおらず、ゆっくりと可愛い木鷽を選ぶことができました。

せっかくの初天神でしたが北野天満宮の御朱印はなく、ちょっと残念。でも、久伊豆神社の御朱印を頂戴し、授与された木鷽をいそいそと家に連れ帰った、この日の結城でした。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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