前代未聞の衝撃、現役県議が殺人の疑いで逮捕!はたして本年の運勢は……!?

ちょっと信じられないニュースですね。

 

長野県塩尻市で2021年9月、自宅で首を絞められ、女性が殺害された事件。

 

警察はその女性の夫で長野県議会議員である丸山大輔容疑者を殺人の疑いで逮捕したそうです。

 

丸山容疑者は、ネットに出回っている情報が正しければ現在48歳です。

 

はっきり言って、耳を疑う事件。

 

もちろん事件の本格解明は端緒についたばかりで、真実については続報を待つしかありませんが、このブログでは丸山容疑者の本年の運勢について、ご参考までにご紹介します。

 

◎丸山大輔容疑者(1974年8月11日生まれ。48歳)

 甲  壬  甲
 申  申  寅
 —————-
 戊  戊  戊
 壬  壬  丙
 庚  庚  甲

※午未天中殺

 

いろいろと特徴のある命式なのですが、注目したいのは、命式内に「納音(なっちん)」が成立していること。

 

   壬  
   申  

 

年干支「甲寅」と日干支(狭義では自分自身を表します)「甲申」がそれですが、

 

①天干が同じ(=甲)

②地支が180度対極にあるもの同士(=寅と申。寅が2月だとしたら申は8月。かたや春の始まり、かたや秋の始まり)

 

という組み合わせを「納音」と言います。

 

年干支は親の場所でもありますので「親」。つまり「親と180度の納音」ということは、親と同じ仕事をしてはいけない、というのが基本。このかた、歴史ある老舗造り酒屋の御曹司さんでもあるようですが、親の後を継いで仕事を始めた時点で、すでに宿命の軌道をはずれておかしなことになり出していた、と考えることはできるかもしれません(あくまでも「可能性」の話です)。

 

あと、二重冲動でもあるのですね。

 

 甲  壬  甲
 申  申  

 

年支の「寅」と日支の「申」が対沖(180度対極の関係)。さらには――

 

 甲  壬  甲
     

 

年支の「寅」と月支の「申」も対沖。

 

つまり「対沖×対沖」で、「二重冲動」。

 

対沖(冲動)は激しい激突を意味しますので、宿命そのものがかなり激しくガタガタしやすい星回り。ただ、「二重冲動」の宿命を持つ英雄というものもあり、要は「生き方」次第なのですが、なんにせよいろいろと波乱含みになりやすい宿命ではあります。

 

ほかにもいろいろあるのですが、差しさわりがあるかもしれませんので、ここではこれ以上は言及しません。

 

ただ、本年の運勢なのですが、

 

 壬  丙   甲  壬  甲
 寅  子   申  申  寅

 

すでにおなじみの「五注法」

 

宿命三干支(右から年干支、月干支、日干支)に10年に一度変わる大運干支(丸山容疑者は40歳時から「丙子」の大運を通過中)、本年の年運干支「壬寅」を加えてその年の運勢を見るものですが……

 

   丙   甲    甲
   子   申    寅

 

なんと、本年の年運干支「壬寅」が、宿命内にある月干支「壬申」とこれまた「納音」を成立させています(天干が同一で、かつ「寅申の冲動」)。

 

つまり二つ目の「納音」発生。

 

このことによって「納音」のパワーは倍増することになりますが、運勢として納音が回ってくると、

 

★人生に180度急の大変化が起きる★

 

まず、これが基本です。

 

しかも月干支(家系、子供、社会など)が関わっていますので、家系に関する大変化社会との関係に関する大変化、などとも見ることのできる急激な変化。

 

簡単に言えば、これまでの人生の終わりを意味すると考えてよいでしょう。

 

宿命からはずれてしまった生き方をリセットし、人生を再出発させるために、天が用意した「運命の年」と言ってもよいかもしれません。

 

あるいは、これまでの生き方の答えが出る年、という言い方も可能でしょうかね。

 

しかも、「寅」が回ってきたと言うことは「対沖(冲動)」的視点に立っても、

 

対沖 × 対沖 × 対沖 × 対沖

 

としゃれにならない破壊力で「人生がバラバラになる」ような衝撃が襲いかかりやすい運気でもあります。

 

丸山容疑者と奥さんの間に何があったのか、宿命から想像できることはいろいろとありますが、あくまでも「想像」。はっきりとは、もちろん分かりません。

 

本年の丸山容疑者の運勢を見てみますと(今年はこれまでの生き方の答えが出る年です)、いったいどういうことだったのか、事件の真相解明が待たれます。

 

お亡くなりになったかたのご冥福を、心よりお祈りいたします。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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