八大龍王様とのご縁

縁とは不思議なものだと、しみじみ思う。

昨年、あるお坊様とのご縁から八大龍王様のお札を頂戴する機会に恵まれた。

我が家の祭壇におわす他のご神仏とともに、一年間、毎日欠かさず真言を唱え、手を合わせた。

一年経ち、お札をお焚き上げしてからも、私は変わらず手を合わせ、毎日真言を唱え続けた。

そして、半年。

これまたご縁を頂戴している師僧のお一人(正確には私は在家なので師匠とはお呼びできないのだが、ある意味まぎれもなく、私の師匠)のお寺で行われるお護摩に参加させていただいた。

とても珍しいお護摩だと聞き(詳細は省く)、下調べもせずにワクワクと参加し、たしかに初体験の変わったお護摩にとても感激してお札をいただき、夢見心地でお寺を辞した。

帰ってきて驚いた。

よく見れば、いただいたのは八大龍王様のお札だった。

そんなこととは知らずに参加したお護摩だったが、自分が手にしているのが八大龍王様のお札であることに気づき、私は敬虔な気持ちになった。

一年間、八大龍王様がいらっしゃった祭壇のスペースは、ずっと空席になっていた。

以来そこに、また八大龍王様がおわすようになった。

オン メイギャ シャニエイ ソワカ

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この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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