【欽天四化の実験】Uさんについて⑤1994年・親と相手が恋の先に見るもの

前回は、1994年に発生するUさんの恋は前途多難が予想されるが、その理由は「親」であることを欽天四化を用いて考察した(「【欽天四化の実験】Uさんについて④1994年・前途多難な理由」)。

ではUさんの「親」(あるいは「左輔C」)は、この恋の先に何を見ているのか?

問題の年である1994年から「自化平衡理」でBを飛ばすと(BC同組)、交易四化Bは父母宮に飛びこんだ。

このことから、この恋が前途多難になる理由(あるいは、Uさんのお相手である左輔Cの本当の狙い)はUさんの親にあると読めると、私は説明した。

しかし、Bが飛びこんだ父母宮には、生年Dがある。

つまりここから、「さらなる隠象」を探ることが可能。

それを求め、父母宮からさらにDを飛ばすと、結果的にDはまたしても父母宮に飛びこむ。

ということで、今度は対宮に注目する。

父母宮の対宮は疾厄宮。そしてこの10年は大限財帛宮にもなっている。

とすると、Uさんの親、あるいは左輔Cがこの恋の先に見ているものは、かなりうがった見方ではあるかもしれないが「お金」と考えることも可能。

いずれにしても「財」と無関係には、この恋は進まない。

あくまでも、欽天四化を使った実験結果。

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この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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