石丸伸二さんのこと②人体図は語る(1)

ということで、まずは算命学的知見にもとづき、石丸さんの「人となり」に迫ってみたい。

使用するのは、年干支、月干支、日干支をもとに作られる「人体図」だ。

     牽牛星  天印星
龍高星  調舒星  禄存星
天胡星  調舒星  天恍星

ちなみに石丸さんは「生年中殺」のお生まれなので、

     牽牛星  天印星
龍高星  調舒星  禄存星
天胡星  調舒星  天恍星

第四命星の牽牛星、第三命星の禄存星、第3従星の天印星が、それぞれ「中殺される」ことになる。

石丸さんという人を理解する上で、ここは大きなポイントになるだろう。

だがその前に、まず注目したいのはここだ。

     牽牛星  天印星
龍高星  調舒星  禄存星
天胡星  調舒星  天恍星

調舒星二つに、龍高星がひとつ。

つまり――

龍高星(水) × 調舒星(火)
龍高星(水) × 調舒星(火)

と、いわゆる「水火の激突」が二つも発生していて、しかも通関星(激突をやわらげる働きをする)の「木性の星」(貫索星か石門星)がどちらもない。

これは、山尾志桜里さんと同じである。

あわせて読みたい
山尾志桜里さんのこと②人体図が示す「山尾さん」 国民民主党から、この夏の参院選比例区で立候補予定だった山尾志桜里さん。 6月10日に出馬会見を行ったものの多くの国民が思ったとおりの展開となり、翌11日、国民民主...

ずっと不安定。

ずっと葛藤。

とても頭がよくなりやすい星の配置でもあるものの、感情の起伏は激しく、逆上しやすい人となりを形成しやすい。

そしてさらに、山尾さんの場合は龍高星と調舒星の星の配置が「推逆局」と呼ばれる状態になっていたが(言うなれば「超激烈水火の激突」)、

石丸さんの場合は「円推局」と呼ばれる配置になっている。

感情が内にこもりやすく、やはり精神的葛藤の激しい宿命。

しかもそうした葛藤が、「推逆局」よりも現実面にダイレクトに出てきやすい。

ただし――かなり個性的な、独自の考えを持つ人格になる可能性も同時にあり、

うまくいけば世の中を改革していけるエネルギーに変わるポテンシャルも秘めている。

……なんだか、私たちが外側から「見る」石丸さんと、かなりいろいろとダブらないだろうか。



この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

目次