ということで、まずは算命学的知見にもとづき、石丸さんの「人となり」に迫ってみたい。
使用するのは、年干支、月干支、日干支をもとに作られる「人体図」だ。
牽牛星 天印星
龍高星 調舒星 禄存星
天胡星 調舒星 天恍星
ちなみに石丸さんは「生年中殺」のお生まれなので、
牽牛星 天印星
龍高星 調舒星 禄存星
天胡星 調舒星 天恍星
第四命星の牽牛星、第三命星の禄存星、第3従星の天印星が、それぞれ「中殺される」ことになる。
石丸さんという人を理解する上で、ここは大きなポイントになるだろう。
だがその前に、まず注目したいのはここだ。
牽牛星 天印星
龍高星 調舒星 禄存星
天胡星 調舒星 天恍星
調舒星二つに、龍高星がひとつ。
つまり――
龍高星(水) × 調舒星(火)
龍高星(水) × 調舒星(火)
と、いわゆる「水火の激突」が二つも発生していて、しかも通関星(激突をやわらげる働きをする)の「木性の星」(貫索星か石門星)がどちらもない。
これは、山尾志桜里さんと同じである。

ずっと不安定。
ずっと葛藤。
とても頭がよくなりやすい星の配置でもあるものの、感情の起伏は激しく、逆上しやすい人となりを形成しやすい。
そしてさらに、山尾さんの場合は龍高星と調舒星の星の配置が「推逆局」と呼ばれる状態になっていたが(言うなれば「超激烈水火の激突」)、
石丸さんの場合は「円推局」と呼ばれる配置になっている。
感情が内にこもりやすく、やはり精神的葛藤の激しい宿命。
しかもそうした葛藤が、「推逆局」よりも現実面にダイレクトに出てきやすい。
ただし――かなり個性的な、独自の考えを持つ人格になる可能性も同時にあり、
うまくいけば世の中を改革していけるエネルギーに変わるポテンシャルも秘めている。
……なんだか、私たちが外側から「見る」石丸さんと、かなりいろいろとダブらないだろうか。