国民民主党から、この夏の参院選比例区で立候補予定だった山尾志桜里さん。
6月10日に出馬会見を行ったものの多くの国民が思ったとおりの展開となり、翌11日、国民民主は背に腹変えられず公認取り消しを決定。
翌12日には、山尾さんは国民民主から受けた処遇に納得のいかないものを訴える文書を公表し、同党から離党した。
聞くところによれば、6月10日の会見に玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長の同席を求めたところ、「辞退会見であれば同席する」と返答があったとか。
ぐだぐだである。

まさか玉木代表、せっかく吹いてくれた千載一遇の「神風」を止めるべく、自らに刺客を放つとは。
だがいずれにせよ、今回の出来事の多くの部分が、山尾さんという一政治家の「人格」と関係していることは論を待たない。
国民の多くは不倫問題そのものがどうこうと言っているのではないだろう(問題になっているのは不倫だけではないが)。
そうしたことをくぐり抜けて「今ここにいる山尾志桜里」という人間の、政治家としての度量に疑問符を投げかけているのである。
では算命学という占術は、この山尾さんという人をどういう人物だと言っているのだろう。
龍高星 天貴星
龍高星 調舒星 龍高星
天貴星 司禄星 天堂星
これが山尾さんの人体図。
性格が分かる。
これを見れば、ある意味、分かりやすいと言えば分かりやすい。
龍高星 天貴星
龍高星 調舒星 龍高星
天貴星 司禄星 天堂星
水性の龍高星が3つ。
龍高星 天貴星
龍高星 調舒星 龍高星
天貴星 司禄星 天堂星
火性の調舒星が1つ。
つまり「水火の激突(龍高星×調舒星)」が強烈なまでに出ている激甚な人体図。
「水火の激突」は、読んで字のごとく「水」と「火」の激突だ。
水と火は永遠に交わらない。
互いに相いれないもの同士の終わりのない激突。
ずっと不安定。
ずっと葛藤。
とても頭がよくなりやすい星の配置でもあるものの、感情の起伏は激しく、逆上しやすい人となりを形成しやすい。
しかもここに、間を取り持つ木性の星、貫索星か石門星(いわゆる「通関星」)があればまだしも(「水→×火」が「水→木→火」に変わる)、山尾さんの人体図にはない。
さらに山尾さんの人体図では、龍高星と調舒星の星の配置が「推逆局」と呼ばれる状態になっている。
言うなれば「超激烈水火の激突」。
最悪の場合は暴言や暴力の形にもなり、自制することが難しいヒステリックな感情にもつながる、取り扱い注意な星の配置。

ただしこれは、うまく出れば世の中を改革し、次の時代を創りだしていける「超強力エネルギー」にも変えられる。
つまり――。
現時点では山尾さんは、人体図に色濃く存在する「水火の激突」という難しい宿命を、お世辞にも上手に使えていない。
ここ、大きなポイントの一つではなかろうか。