山尾志桜里さんのこと④山尾さんの守護神(1)

前回私は――

「山尾さんの宿命を見るかぎり、2017年の展開=不倫問題による失脚はかなりまずい」

と書いた。

どうしてそんなことが言えるのか。

今回から、それを説明する。

ポイントになるのは「守護神」というものだ。

「守護神」とは、その人の人生を生きやすいものにしてくれる、ありがたいもの。

人生におけるたいせつな「お守り」みたいなものだと、私は思っている。

人は誰しも生まれた日に天から「守護神」を与えられており、「あなたはこういったことを大事にして生きていくといいよ」と教えられている。

そしてその通りに生きていくことが、自分の宿命をしっかりと消化・燃焼し、自身に与えられた人生の軌道からはずれることなく堅実に生きていくことになる(とても大事なことである)。

逆の言い方をするならば、自分に与えられた「守護神」をおざなりにするような生きかたは、その人を少しずつ、本来あるべき人生の軌道からはずしていく。

ある意味、陰転まっしぐらである。

むろんこれは「算命学」という東洋占術、あるいはある種の東洋哲学における考えかたであり、「ふん。くだらん」と思うなら、それはそこまでの話。

ご神仏も神秘も、自分の内にそれを見ることのできる人にしか振り向かない。

だが私は「幽木算命塾」のお弟子さんたちにも、「守護神」だけはしっかりと自分のものにしてもらいたいと思いながら「そのための基本」というか、算命学的な思考回路をしっかりと作りあげるための基礎工事的な講座を続けている。

自分の守護神を自分で出せるようになるだけで、「算命学」を学ぶ価値はある。

経験者として、自信を持ってそう思う。

そしてそうした知見を人の人生のために役立てることができるなら、それはその人(算命学の使い手)の人生にとっても大いにプラスになると信じている。

もちろん「算命学」がすごいのは「守護神」だけではない。

しかし「白眉」の一つであることは間違いない。

今回はそんな「守護神法占技」的知見から、山尾さんの2017年の展開がいかにまずかったかをお話ししたいと思っている。

乞うご期待、と言っておく。

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この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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