山尾志桜里さんのこと⑤山尾さんの守護神(2)

2017年、山尾さんはその後の政治家人生を一変させる結果となった「不倫スキャンダル」に巻きこまれた。

ことの真偽は、もちろん私には分からない。

だがいずれにしても、山尾さんはこの一件の後、ご主人と離婚をしている。

算命学的に言えば、こういう結果を迎えるに至った山尾さんの生きかたは、やはりどこか正常な運勢の軌道をはずれてしまっていたと考える。

 丙  辛  甲
 寅  未  寅
 ——————–
 戊  丁  戊
 丙  乙  丙
 甲  己  甲

これが山尾さんの宿命三干支(右から年干支、月干支、日干支)。

天干と地支を五行(木火土金水)に直すと、

 火  金  木
 木  土  木

となり、3つもある木性は「過多」となる。

ちょっと多すぎる。

 火  金  
   土  

そこで必要になるのが「調和の守護神」という「守護神」だ。

命式内の五行バランスをととのえ、その「守護神」が暗示するものを大事にして生きていくことで、宿命(命式)が本質的に持つ不安定さを減退させ、少しでもいい方向に人生の舵を向けていける。

そして結論から言うと、山尾さんにとって五行バランスをととのえてくれる貴重な「守護神」は、星に直すと「司禄星」という星になる。(どうしてそうなるのか興味のあるかたは、ぜひ算命学を学んでみてください)

      龍高星  天貴星
 龍高星  調舒星  龍高星
 天貴星  司禄星  天堂星

命式内の十干で言うなら、月干の「辛」である。

 丙    甲
 寅  未  寅
 ——————–
 戊  丁  戊
 丙  乙  丙
 甲  己  甲

「司禄星(辛)」は何を意味するか。

簡単だ。

日干「丙」(自分自身)の山尾さんにとっては「辛」は「配偶者」を意味する。

あるいは「家庭」である。

つまり山尾さんにとって「配偶者」=「夫」は貴重な守護神。

「家庭」もまた、たいせつな守護神。

これを失うことは、守護神を失うことを意味する。

山尾さんはどんな生きかたをするにせよ、そのベースでは「配偶者」を大事にした生きかたをしなければならず、「家庭」を大事にした生きかたをしなければならない。

守護神を失ったら、いったいどうなるか。

運勢がストップする。

「この年(2017年)の展開(不倫問題による失脚)はかなりまずい」と私が言ったのは、これが理由である。

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この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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