つづいて、Hさんの2003年を見る。
Wikipediaによれば、
10月6日、「女優業に専念したい」との理由で○○大学を退学。
12月15日、都内のホテルで会見し、モデルのOとの結婚と自身の妊娠を発表。
(※一部、伏せ字にした)
となる一年。
命盤では、青丸で囲んだ宮が2003年=「流年命宮」だ。

大限遷移宮(かつ本奴僕宮)で、その宮から自化Bが出ている。
外出先における「変化変動」の暗示。
Bは誰かとたどれば、大限疾厄宮の武曲なので「Hさん本人」と見ることができ、

つまりはHさんの外出先で大きな変動が発生する、となるが、
武曲Bから離心力自化Cが出ていることを考えれば(Cは「文教」=学ぶこと、教えること)、
「武曲BであるHさんは学ぶ機会、学びを手放す」とも読め、
そう考えると、大限遷移宮の自化Bは「大学を退学する暗示」と見ることもできるが……。
さて、どうだろう。
欽天四化に詳しいかたの意見を聞きたいところではある。
さて、それはそれとして。
この年HさんはモデルのOさんと結婚をしている。
結婚発表と同時に自身の妊娠も公表したので、いわゆる「できちゃった婚」である。
Hさんクラスの芸能人――しかも、仮にも「清純派」として売っていたスターとしては、ちょっとばかり(いや「かなり」)イメージや格とのギャップが激しい結婚発表だったように思う。
だがそもそも
欽天四化でHさんの宿命を見れば、Hさんの所属する芸能事務所(当時)が必死に演出しようとしていた「清純派イメージ」こそが「虚像」なのである。
以下、次回。