永野芽郁さんのこと⑥宿命(五徳)

永野さんの宿命に「卯酉の冲動」がダブルで発生していることは、前回触れた。

 己   癸   己
 卯   酉   卯
——————————–
 乙   辛   卯



 己   癸   己
 卯   酉   卯
——————————–
 乙   辛   卯

また、これがなにを意味するかについても説明したが、この「二重冲動」、別の角度から光を当てても、興味深いことが見て取れる。

たとえば、算命学の考えかたに「五徳」というものがある。

「五徳」とは、福、寿、禄、官、印の5つ。

そして、干支はすべて五徳のいずれかに変換できるのだが、

結果的に「卯」と「酉」を五徳に変換した状態で、改めて永野さんの宿命を見てみると、

・「寿(健康、あるいは命を燃やす行為など)」を犠牲にしたら、「官(仕事、名誉)」をとれる

・「官(仕事、名誉)」を犠牲にしたら、「寿(健康、あるいは命を燃やす行為など)」をとれる

と見ることのできる命式になっていることが分かる。

(どうしてそうなるのかまでは、ここでは触れない)

「命を燃やす行為」には、男と女の間に生まれる「恋心の燃焼」も含まれる。

つまり永野さんは先天的に、「命を燃やす行為」によって「仕事」や「名誉」を毀損しやすい宿命であることを、算命学は教えている。

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この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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