ChatGPTに怪談を語らせる

本当に恐ろしい時代になってきたと思うわけです。

ChatGPTってご存じですか?

何年も経ったら、こんな質問を投げかけていたこと自体、「時代だねえ……」ということになるのですかね。それぐらい、あっという間に世の中を席巻しそうですね、これ。

さっそく私も使って見ました。

でも、なにを聞いていいのか分かりません笑

まあ、じじいなんてこんなもんです。

たいがいのことはどうでもいいので。

でも、せっかくだからなにか聞いてみるかと思い、悩んだあげく「怪談とはなにか」、ChatGPTの見解を聞いてみようと思い、聞いてみました。

そうしたら――

たいして時間もかけず、このような答えが返ってきました。

読みにくいですか?

下にコピペします。

怪談とは、超自然的な出来事や怖い話を語ることで、聞く人を恐怖や不安に陥れる伝統的な日本の話術のことを指します。怪談は、昔から日本人の間で人気があり、夜な夜な集まって話を聞くことが楽しまれてきました。

怪談には、日本独自の伝統的な話から、西洋のお化け話や幽霊話まで多くの種類があります。怖い話を聞くことで、不安や恐怖を感じることができると同時に、自分自身の恐怖心や心理的なトラウマを払拭する効果もあると言われています。

おー……な、なかなかのお答え。

やるな、ChatGPT。

て言うか、人類最先端の叡智が結集したAI様に怪談とはなにか聞いてる幽木って笑。

だって聞くことないんですもん。

でもそうだな、それじゃ……と思った私は、次にこう聞きました。

「オリジナルの怪談を聞かせて」

すると、あな頼もしや、ChatGPTったら

「もちろん、お話しますね。」

というではないですか。

そして……

スラスラと上のような怪談を語ってきかせてくれました。

内容は以下のとおりです。

ある夜、山奥にある古い神社の境内で、一人の男がひとりでに死んでいたという事件がありました。その男は、この神社に来る前に、「ある話」を聞いていたといわれています。

「ある話」とは、近くの村にある廃屋にまつわるもので、その廃屋はかつて医者が住んでいたところでした。医者は、怪しげな実験を行い、村人たちから疎まれていました。ある日、医者が廃屋から姿を消した後、不気味な気配が漂うようになりました。そして、廃屋からは恐ろしい声が聞こえてくるようになり、村人たちはそれを「医者の呪い」と恐れていました。

男が死んだ神社には、その村人たちが「医者の呪い」を祓うために祀った、特別なお守りがありました。男はその話を聞いて、自分が呪われていると思い込み、神社にやってきたのです。

そして、男が死んだ後、境内にいた村人たちは、神社の本殿で、廃屋から聞こえるという不気味な声を耳にしました。それは、男の亡霊が呪いから逃れるために神社にやってきたというものでした。

この話を聞いた人々は、その神社に近づくことを恐れ、あの男の死は「医者の呪い」が原因だと信じるようになりました。そして、この話は、今でも山奥の村で伝えられています。

……これって、ほんとにChatGPTのオリジナルなのですかね?

よくわかりませんし、正直、さほど怖くもありませんが(個人の感想です)、返ってきた怪談そのものより、私としてはChatGPTそのものへの薄気味悪さがゾクリ、ゾクゾク、という結果に。

ほんとうに恐ろしい時代になってきましたね。

未来には、どんな文豪さえもなし得なかった名作小説とかを、ChatGPTが作ってしまう時代が来るのでしょうか。

もしかして私たちは、「ITの進化ってすごいねえ」と人ごとみたいにのほほんとしていてはいけない時代の中に、知らない間にほうりこまれてしまっていたのではないですかね。

あな恐ろしや、ChatGPT。

恐怖半分感心半分、最後に「そうだ」と思った私は、

「幽木武彦とは」

と聞いてみました。

すると――

幽木武彦(かすみ たけひこ)は、日本の漫画家であり、特にホラー漫画の分野で知られています。1956年生まれで、代表作には「オロチ」「夢魔」「リング0 バースデイ」「螺旋階段」などがあります。

幽木武彦の作品は、独特の雰囲気と重厚なストーリー展開、そして驚愕の結末が特徴で、多くの読者から高い評価を受けています。特に「リング」シリーズは、ホラー漫画の金字塔として、映画やドラマなどのメディア展開もされています。

えっと…

まだもう少しだけ、人間の作家もなんとか活躍できそうかな笑

ただ、ほんとに「もう少しだけ」だったりして。

ていうかChatGPTさん、私「ゆうきたけひこ」です。(T_T)

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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