日本の元K族で、現在は夫のKさんと海外で暮らすMさんについて、欽天四化紫微斗数を用いて考察する。
第一回となる今回は、お二人が日本国内の世論とたもとを分かつかのように、結婚へと踏み切った2021年の運勢を見る。
ちなみに2021年は、青丸をつけた場所。

本田宅宮にして、この時の大限は父母宮(大限父母宮)。
実に意味深な宮の配置になっている。
私はごく一般的な報道の範囲内でしかK族を知らない。
だが、そんな私が聞く限りでも、Mさんのご実家であるA宮家内の家族関係、親子関係はあまり円満だとは思えない報道によく接する。
Mさんだけでなく、妹君であらせられるK内親王に関する報道も同様だ。
平民がそんな報道でしか知る由のない禁忌な内情は、紫微斗数の命盤にはしっかりと出ている、ということか。
この年(2021年)、父母の影響の強い田宅(家)から巨門Aが飛び出していくと読める状態になっている。
巨門は女性星なのでMさんご自身だ。
この年の動きは、一か八かの危険な賭けになりやすいリスキーなチャレンジになる可能性が同時に示唆されているが、現実問題この年に、Mさんは欽天四化がしっかりと示すとおり、家を飛びだした。
その裏には何があったのか。
Mさんはどうして強硬に(とも見える姿勢で)家を出たか。
次回、「自化平衡理」を使って隠象(裏の理由)を探る。