大スター・永野芽郁さんの宿命について、考察を続ける。
前回は永野さんの日干支が「己卯」であることから、まず一点、不安要素として考えられることについて言及した。

だが永野さんの命式の特徴は、むろんそんなことだけではない。
今回注目したいのは、永野さんが「申酉天中殺」の宿命だということ。
「申酉天中殺」とはどういうことか。
まあ簡単に言えば、「申年」「酉年」の2年間は天中殺になるので要注意、といったことになるだろう。
だが、そんな自身にとっての天中殺の十二支が、永野さんのように――
己 癸 己
卯 酉 卯
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乙 辛 卯
命式内のどこかに現れると、ことはそれだけではすまなくなる。
(「申酉天中殺」だから命式の中に「申」または「酉」が発生するわけではない。発生しない人も大勢いる)
ちなみに、永野さんのように月支に天中殺の十二支(酉)が現れるような命式を「生月中殺」という。
ここでは「生月中殺」そのものについては説明しない。
だが、月支が中殺されるとはどういうことかという観点で説明すると――
己 癸 己
卯 酉 卯
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乙 辛 卯
月干支(地支に含まれる十干まで含めて)すべてが中殺されることになる。
するとどうなるか。
以下次回。