安曇野の仏像たち

千曲市屋代の「長野県立歴史館」を訪ねる。

現在ここでは『安曇野 知られざる里山の祈り』なる企画展が開催されており、目当てはめったに見られない、貴重な安曇野の仏様たちだ。

歴史館の玄関前に、どでかいパネル。

いやでもテンションが上がる。

これは同館で入手したチラシの裏面(の一部)。

ここに掲載されている仏像たち(+チラシの表面に掲載されている日光菩薩立像と、チラシには掲載されていない月光菩薩像など)がずらりと並ぶ会場は、仏像好きにはたまらないものがある。

信州出身のくせに、長野県の仏像に関する知識はいたく乏しかった(恥)。

興味を持つようになったのは10年前。

2015年に発売された『めくるめく信州仏像巡礼』を読んでからだ。

その本で知り、一度拝観したいと願いつつ果たせないままでいた大町市覚音寺の千手観音菩薩立像を見ることができたのも僥倖だったが、小品ながら強い存在感を見せる泉福寺の馬頭観音菩薩坐像、真光寺の青面金剛立像も印象深かった。

こういう場所に来ると、長居をしたくなるのが悪いクセ。

いつまでも、ぼうっと、じっと、見ていたい。

一階の受付近くには、記念撮影用のこんなコーナーも。

そうそう。

アンケートに答えると、出品されている仏像(の内のいくつか)をあしらったバッヂをひとつもらうことができ、これも嬉しかった。

お神籤を引くときみたいに、ボックスの中に手を入れて選ぶ形式なので、どんな仏像が出てくるかは運次第。

ちなみに私は、松川村観松院の銅像菩薩半跏像(なんと飛鳥時代の仏像!)をあしらったバッヂを手に入れました。

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この記事を書いた人

占術家、算命学ナビゲーター、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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