ロンドンブーツの絆/田村亮さんにとっての田村淳さん、田村淳さんにとっての田村亮さん。そして、田村淳さんという人。

相方の田村淳さんのコンビ愛あふれる絶妙な(と私は感じます)サポートを受け、闇営業問題で謹慎していた田村亮さんが復帰を遂げました。

 

お笑いナタリー
ロンブー亮、復帰会見で「戻ってくる場所はここ」淳「ゼロから始める」(会見レポート) ロンドンブーツ1号2号の記者会見が本日1月30日に東京・WALL&WALLで開催され、田村亮が自身の芸能活動再開を相方・田村淳と共に伝えた。

 

現時点(2020年2月1日)では、かつて一緒に謝罪会見を行った宮迫博之さんのほうは、復活がまだ暗礁に乗りあげている感がありますので、お二人の置かれた立場は素人目に見ても、かなりコントラストがはっきりしてしまっている気がします。

 

今回、田村淳さんの獅子奮迅の根回しやもろもろの演出力、圧倒的なエネルギーのおかげで、田村亮さんが復帰にいたれたことは、やはり事実だと思います。

 

ある意味、美談、かもしれません。

 

そして調べてみると、たしかに田村亮さんにとって、淳さんはなくてはならない、最高の相方であることがわかりました。

 

●田村亮さん(1972年01月08日生まれ)

戊 辛 辛
戌 丑 亥
———–
辛 癸
丁 辛 甲
戊 己 壬

※辰巳天中殺

 

亮さんの命式はこのとおり。

 

そして、この年干支「辛亥」、月干支「辛丑」、日干支「戊戌」を五行(木火土金水)に直すと、

 

 金 金
土 土 水

 

となり、あきらかに「土性過多」の命式。つまり、土性が完全に忌神と化していることがわかります。

 

こういう場合、土性を剋す(抑えつけ、パワーを弱める)木性(甲か乙)が、その人の守護神(勢いのありすぎる「土」にたくさんの「木」を植え、土から養分を吸い取って勢いをそぐ、というようなイメージでしょうか)。

 

木性が命式内にあるとありがたいですし、木性を日干に持つ誰かがそばにいてくれると、これもまたとてもありがたい話です(日干はその人自身を表します。たとえば亮さんなら「戊」で、この「戊」の内包する象意が、亮さんの本能を見る上でとても大事なもののひとつになってきます)。

 

そして、これが田村淳さんの命式です。

 

●田村淳さん(1973年12月04日生まれ)

 癸 癸
戌 亥 丑
———–
辛   癸
丁 甲 辛 
戊 壬 

※申酉天中殺

 

ご覧のとおり、なんと淳さんの日干は「甲」(木性)で、みごとに亮さんの守護神になっています。

 

つまり、亮さんにとって淳さんはまごうかたなき守護神。

 

こういう間柄にあるパートナーは、亮さんは何があろうと大事にしなくてはなりません。本当にありがたい存在です。

 

ところが。

 

ひるがえって淳さんを見てみると、淳さんは「水性過多」(癸、癸、亥と水性の干支が3つもある)の命式。

 

木  水
土  土

 

水性過多の宿命にとって、なによりも必要なのは「土性(戊、己)」(土剋水)です。土で堤防を作り、勢いのありすぎる洪水をせき止めるイメージでしょうか。

 

つまり、淳さんにとっては、自分の命式内に土性(戊、己)があったり、身近に日干「土性(戊、己)」のパートナーがいると、とてもありがたいのです。

 

そして、もう一度亮さんの命式を見てみますと――

 

●田村亮さん(1972年01月08日生まれ)

戊 辛 辛
戌 丑 亥
———–
辛 癸
丁 辛 甲
戊 己 壬

 

亮さんの日干は土性の「戊」。

 

つまりこのお二人は、なんとどちらも相方が自分の守護神という関係。お互いに相手と一緒にいることで、さらにそれぞれの運が開けていくという宿命です。

 

そういう意味では、淳さんもまた誰に言われるまでもなく、亮さんが自分にとっていかに大事な存在なのかを、本能的におわかりなのかもしれませんね。

 

それにしても、今回の一件(闇営業に端を発するさまざまなゴタゴタ)で株をあげたお一人は、やはり田村淳さんでしょう。

 

この騒動に乗じて「ロンドンブーツ1号2号」のブランド力をさらりとアップさせた感もあり、相方への愛はもちろんですが、戦略家的な聡明さや冷静さも感じさせます。

 

ちなみに数理八門法で淳さんの五徳(福・寿・禄・官・印)をひもとけば、圧倒的にパワフルなのは「印(119点)」。

 

つまりなによりも、知恵を使って人生を突破していくことを大事にすべき人です。そうしないと運は開けませんし、「頭を使う」ことこそが、淳さんに課せられた人生のミッションです。

 

このところの淳さんは勉学への興味もことのほかお強いようですが、これも「印」の宿命の人には当然の展開です。

 

勉強をしなければ道は開けません。

 

知性を高めねばなりません。

 

淳さんは本能的にそれを自覚されているのか、それとも誰かのアドバイスの賜なのかはわかりませんが、いずれにしてもやはり「印」ととても縁の深い、頭のよいかたであることがわかります。

 

「印」を燃やして消化していく――淳さんはそんなご自分の宿命(与えられた宿命を消化するような生き方をしないと、いつかトラブルにみまわれます)を、順調に歩みつづけられているようです。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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