小林賢太郎さんに襲いかかってきていたもの

現時点で、私に分かる事実だけを書きます。

つい先ほど、明日からはじまる東京オリンピック開会式でショーの演出を務めていた、元ラーメンズの小林賢太郎さんが解任されたという速報が流れました。

ちなみに私は昔ラーメンズのファンでしたが(「爆笑オンエアバトル」のころです)、問題になっているコントはおそらく見ていません。記憶にありません。

◎小林賢太郎さん(1973年4月17日生まれ。48歳)

 辛   辛    癸  丙  癸
 丑   亥    未  辰  丑
          —————-
          丁  乙  癸
          乙  癸  辛
          己  戊  己

※申酉天中殺

先日、開会式の音楽を担当していた小山田圭吾さんについて見たときは、「納音(なっちん)」をポイントにして見ました。

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これが小山田さんの今年の運勢。

 辛  辛   壬  乙  戊
 丑  未   寅  丑  申

        —————-
        戊  癸  戊
        丙  辛  壬
        甲  己  庚

今年の年運干支「辛丑」と、10年に一度変わる大運干支「辛未」が、人生が180度変わることになる暗示=納音になっていることをお伝えしました。

つまり、2021年の小山田さんには、180度級の人生転換の可能性が示唆されていたのです。

では、小林さんはどうか。

 辛   辛    癸  丙  癸
 丑   亥    未  辰  丑
          —————-
          丁  乙  癸
          乙  癸  辛
          己  戊  己

大運の十干は「辛」ですが、地支は「未」ではなく、小山田さんの運勢に見られたような「納音」にはなっていません。

ところが。

 辛       癸    癸
 丑   亥    未  辰  丑
          —————-
          丁  乙  癸
          乙  癸  辛
          己  戊  己

月干の「丙」と大運干の「辛」、今年の年運干の「辛」は「干合の関係」と言い、この2つがくっつくと「丙」は「壬」に、「辛」は「癸」に変化する特性があります。

するとどうなるか。

 癸   癸    癸  壬  癸
 丑   亥    未  辰  丑
          —————-
          丁  乙  癸
          乙  癸  辛
          己  戊  己

もともとの状態から変化し、こうなる可能性もあることが暗示されていました(必ず変化するわけではありませんが、変化の可能性はあるという状況です)。

干合が発生するときは危険なときととらえることができます。

なんらかの「変化」が人生にありそうな予告であり、危険が迫りつつあるときに干合が起こるとも考えられています。

そして、小林さんの人生ではあきらかに「変化」が発生しました。

すると――。

    癸      壬  癸
    亥      辰  丑
          —————-
          丁  乙  癸
          乙  癸  辛
          己  戊  己

今年の年運干支が変化した「癸丑」と、小林さんの日干支「癸未」が、なんとやはり「納音」を発生させます。

小林さんの人生に、なんらかの形で180度級の大転換が起きる可能性が出てくるのです。

自分自身(日干支「癸未」は自分自身です)と対極にあるような相いれないものが襲いかかり、くるっと人生がひっくり返ります。

しかも、それだけではありません。

    癸    癸  壬  
 丑   亥    未  辰  
          —————-
          丁  乙  癸
          乙  癸  辛
          己  戊  己

変化した年運干支「癸丑」は、小林さんの年干支と同一にもなります。

これは「律音(りっちん)」と呼ばれる状態です。

年干支に発生しているということは、小林さんの対社会面、仕事面に「律音」が発生する暗示と考えられます。

そして「律音」が意味するものは、ずばり――「リセット」なのです。

やり直し、リセット、再出発。

小林さんがコツコツと対社会的に積みあげていらしたものがリセットされ、再出発を余儀なくされることになると、今年の運勢はしっかりと伝えていました。

しかしそれはそれとして、なんだか異様な雰囲気になってきましたね。

このオリンピックは私たちを、どこに連れていこうとしているのでしょう。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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