美仏と御朱印（10） 埼玉県熊谷市・埼玉厄除け開運大師　龍泉寺

冷たい雨の降る一日でしたが、9月ぐらいからずっと続いていた地獄のような忙しさがようやく一段落したこともあり、前々から一度ご挨拶に伺いたいと願っていた神社仏閣にいそいそと馳せ参じる日々。

今日は、埼玉県熊谷市にある埼玉厄除け開運大師・龍泉寺に参拝に訪れました。

初詣のときなどは多くの参拝客で賑わうらしいお寺ですが、さすがに12月の平日、しかもこんな雨では、参拝客なんて誰もいません。

しかしそれもまたよし。私は誰もいないのをいいことに、仏さまに時間をかけてご挨拶させていただき、いろいろと悩みを聞いていただきました。

そして参拝が終わると、御朱印をいただこうと納経所へ。

こちらのお寺では12月限定の御朱印もいただけるはずと、ワクワクしながら納経所に足を運んだのですが……

がび～～～ん（古すぎか。笑）。

なんと、休寺日だそうな。

そういう理由もあって人がいなかったのかななどと思ったり、お寺の休日っていうのも珍しいななどとも思ったり、ひと言で言えばとにかくがっかり。でも、無人ながらも御朱印はいただけるらしいので気を取り直して引き戸を開け、玄関先で自己申告をして頂戴してきたのが、こちらの二枚の御朱印。

こちらが通常の御朱印の一枚で、

こちらが12月限定御朱印の一枚。限定御朱印は２パターンほどあったのですが、通常の御朱印の４倍もの納経料がかかると知り、やむなくこちらだけ頂戴してきました。

それにしても、神社、仏閣ともに、本当にいろいろと派手だったり変わっていたりする、個性的な御朱印が登場してくるようになりましたね。

私が御朱印を集め始めたのは、まだたかだか５年前のことですが、そのころと比べても隔世の感がある気がします。

御朱印関連本も次々と出ているようですが、このブームはいつまで続くのでしょう。

それにしてもこちらの龍泉寺、お正月の三が日は一年の間で3日間限定の仏像御開帳もあるらしく（厄除金色大師、開運金色大師）、仏像好きとしてはそちらにも興味が……。お正月、また来ることはできるかなと淡い期待を抱きながら、雨のお寺をあとにした、この日の結城でした。