昼間から、鳥肌

今日は午前中から怪談取材。

数か月越しのラブコールがようやく実っての取材となる。

貴重で、贅沢で、おそろしいひととき。

私はただ一人、誰も知らないとびきりの怪談師さんの話を、今日も聞く。

いつも思うことだが、世の中は「不思議」に満ちている。

話に引きこまれ、気がつけば1時間半ほどがあっという間に経っていたが、その間私は「はあ!?」の連続だった。

もう鳥肌が立ちっぱなし。

だって、あり得ないんですもん、そんな話笑。

この話、いつご披露できるかなあ。

怪談は私たちが安心して寄りかかろうとする「常識」の外にある。

だから怖いのだ。

自分が信じていたいこの世界がとんでもなくあやふやなものでしかないという、じつは気づいている真の姿をいやというほど見せつけられるから。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

目次