自分と縁のある占いとは?①序

世の中にはさまざまな占術がある。

それぞれに捨てがたい魅力がある。

でも

「自分と縁のある占いってどうやって見つけたらいいんですか?」

とある人に聞かれた。

人によって、もちろん答えは違うだろう。

だが私の答えは決まっている。

自分の人生を振りかえったとき、どうしても避けて通れない「思いだしたくもない大事件」。

それを、その占いがズバリ示しているかどうか、である。

どんなにすごいと思える占術でも、「自分の人生の一大事件」を指摘できていなかったら、私の中では価値は下がる。

逆に、見事にさし示していたら、私はますます、その占術の虜になる。

戦慄、あるいは、畏怖の気持ちとともに、ますますのめりこむ。

今から40年ほど前。

私の人生は、いきなり暗転した。

10万人に1人と言われる難病。

あともう少しで卒業だった東京での学生生活も、決まっていた未来も、健康も、すべてを失った。

文字どおり、病院にかつぎこまれた。

この世には、本当に地獄があることを知った。

ここらへんのことは、いつかnoteででも、あらためて描きたいと思っているが、それはまた別の話。

あれから幾星霜。

信じられないことに、今も私は生きている。

私の人生とともにある東洋の命術たちは、「今の私」に、どんな「あのとき」をさし示すだろう。

算命学

九星気学

それぞれのレポートをお届けしたい。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
通信制私塾「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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